端面スルホール基板
端面スルホール基板は特殊なスルーホールの1つである端面スルーホールを利用して、基板端面(側面)にスルーホールを形成させるプリント基板です。端面スルホール基板はダイレクトに基板同士を接続することが実現できますので高密度が可能になり製品の小型化に繋がります 。デメリットとしては製造工程が少し複雑ですので、コストがかかります。
端面スルホール基板の製品例
端面スルホール基板の層構成図
端面スルホール基板の特徴
弊社の端面スルーホールは穴あけ、又はルーターで長穴加工後に銅メッキを行い最終的にルーターでそ他の部分をカットして端面スルーホールを残す方法で製作しております。基板材料はFR-4だけではなくPTFE材(テフロン)でも端面スルーホールを行っております。但しPTFE材(テフロン)はピール強度が弱い為に剥がれる可能性がありますのでご理解を頂いてからの作業となっております。