キャビティ基板

キャビティ基板(段付き基板)はプリント基板の一部にキャビティ構造を設け、高周波特性の向上を図れる特殊基板になります。

平面の基板を立体構造にしたキャビティ基板(段付き基板)はプリント基板の一部に凹部を設け、半導体チップ部品などを実装することで機能アップや小型化を実現できます。

キャビティ部分に電子部品を実装することにより、実装部品や回路を隠すことができるので低背位化が可能になります。LEDの反射板を兼ねたキャビティ構造が一例です。

伸光写真サービスでは凹部にワイヤボンディング用の金メッキも対応可能、またキャビティの深さ指定も可能です。お客様の様々な用途に合わせて最適な構造をご提案致します。

キャビティ基板の製品例

キャビティ基板の層構成図

キャビティ基板製品仕様

項  目仕  様
材 料エポキシ・PPE
板 厚0.025~0.05mm
穴経/ランド経0.1~/穴径+400μm
最小線幅(μm)標準100/100 条件付き40/50
レジスト色緑・青・白・黒・茶
シルク色白・黄色・黒
表面処理Au・フラックス